
耐震構造とは
耐震構造と言う言葉は色々なところで使われますが、どこで使われるのかによって意味が異なることがありますから注意が必要です。例えば建築構造物と土木構造物では耐震に対しての考え方が大きく異なるのです。ですから耐震と言う大きな言葉が使われていたとしても、それぞれにおいて意味は異なると考えておく事が必要になってくると言えるでしょう。建築構造物について耐震構造とは大まかに言えば地震の揺れによって建物が倒れたり損傷したりしない構造を指します。もう少し厳密に言えば中規模の地震に対しては多少の亀裂が生じる程度で大きな損傷はせずに使用をするには問題がなくて、大規模な地震に対しては倒壊や崩壊をせずに人命の安全を確保できるというものです。土木建築物の耐震構造とは大地震が起きた場合であってもその機能を維持できる構造の事を指すと言えるでしょう。土木構造物は都市においては非常に重要なものですから、地震が生じた時には機能を維持できるという事が非常に重要な事となってくるのです。耐震構造と似た言葉に免震構造や制震構造というものがありますから違いが分かりにくいと考える人もいると思います。簡単に言えば耐震構造は建物が壊れないようにするためのもので、免震構造や制震構造は揺れを抑えると言ったものなのです。ですから耐震構造の建物では建物が崩壊したり倒壊したりすることがなかったとしても大きな揺れが生じるという事は十分に考えられるのです。この点は非常に大きな違いだと考えられるのではないでしょうか。